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熊本・阿蘇山 噴火警戒レベルを2から1に引き下げ

ウェザーニュース / 2019年3月29日 11時30分

ウェザーニュース

福岡管区気象台は、29日(金)11時に熊本県にある阿蘇山の噴火警戒レベルを2から1に引き下げました。


阿蘇山では2月上旬から火山性微動の振幅がやや大きくなり、3月11日夜からは振幅がさらに増加したということで、12日に噴火警戒レベル2の火口周辺規制を発表しました。

15日以降は振幅が小さい状態で経過しており、27日(水)に実施した現地調査で土砂噴出が観測されなかったことなどから、中岳第一火口から概ね1kmの範囲に影響を及ぼす噴火の可能性が低くなったとして、噴火警戒レベルを1に変更しています。

今後も注意は必要

ただ、二酸化硫黄の放出量は依然としてやや多い状態で、湯だまり量の緩やかな減少が観測されています。今後は再び火山活動が高まるおそれがありますので、引き続き注意が必要です。

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