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ブライトバンド出現 東京は上空1000m付近で雪が雨に変化

ウェザーニュース / 2019年4月10日 9時0分

ウェザーニュース

今日10日(水)は西日本から東日本の広い範囲が低気圧に伴う雨雲に覆われています。

雨雲レーダーを見ると、いくつか同心円状の活発なエコーが現れました。8時の段階では東京や名古屋付近に見られます。これは“ブライトバンド”と呼ばれるものです。

雪→雨への変化でレーダーが過剰反応

雨雲レーダーは通常、雨粒や雪の結晶などに反応して、雨雲を描きます。

ブライトバンドは、回転するレーダーが上空で雪から雨に変わっている部分(融解層)をとらえたときに発生する現象です。この雪が雨に変わっている層では、粒子の大きさや落下速度が変化することで、レーダーの反射率が急増するために、雨雲レーダーにリング状の周りより強いエコーが見られます。

東京都心は雪の可能性かなり低い

ウェザーニューズの解析によると、東京では上空1000m付近で雪が雨に変化していると見られます。

関東甲信の標高の高いところでは雪が積もる一方、東京都心では気温が5℃以上、湿度もすでに100%近くまで上昇したため雪に変化する可能性はかなり低い見込みです。

ただ、雪にならなくとも冷たい雨が降り続きますので、雨具と防寒必須の一日に違いはありません。

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