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立山黒部アルペンルート 15日に全面開通 今年は約16mの雪の壁

ウェザーニュース / 2019年4月15日 16時23分

ウェザーニュース

北アルプスを横断して富山と長野を結ぶ「立山黒部アルペンルート」が、4月15日に冬季閉鎖から約5か月ぶりに全線開通しました。

同ルートは富山県側の一部が10日に先立って開通しており、“雪の大谷”と呼ばれる高さ15mを超える雪の壁の間を歩くことができる「立山黒部・雪の大谷フェスティバル」が、4月15日~6月22日の期間で開催されます。(ただし、15日の雪の壁を歩く催しは悪天候のため中止。)

今年の雪の壁は約16m

昨年の雪の大谷の様子(2018年5月24日)

運営会社の立山黒部貫光(富山市)によると、雄大な雪壁が見られる最高地点の室堂(標高2450m)付近のなかでも、最も高く雪が積もっている「雪の大谷」では、今年は約16mになる見込みとのことです。

昨年の雪の大谷の様子(2018年4月29日)

道路の両脇に高くそびえ立つ雪の壁は、ブルトーザーによって道に積もった雪を少しずつ掘り進めることで作られています。

室堂付近の大谷と呼ばれる部分は吹き溜まりとなっており、特に積雪の多い場所です。年によって異なりますが、積雪深は20mを超えることもあるとのこと。

例年、約1か月ほどかけて除雪作業を行い、巨大な雪の壁が姿を現すのです。

大谷ウォークの楽しみ方

雪の大谷ウォークでは、室堂付近から約500mほどの区間がイベント用に解放されており、景色を楽しみながら歩くことができます。途中にはメッセージエリアというものがあり、雪の壁に文字を書いて記念撮影をすることも。

また、子どもたちには嬉しい「雪の迷路」や「雪の滑り台」も5月のGW後にオープンされ、家族みんなで楽しめるイベントとなっています。

観光には万全の寒さ対策を

5月・6月というと、平地では半袖でも過ごせるような陽気ではありますが、イベントが行われている立山室堂付近は標高が高いため、最高気温は晴れても10℃前後となります。イベントに参加する際は万全の寒さ対策を行ってください。

参考資料など

立山黒部アルペンルート オフィシャルガイド https://www.alpen-route.com/index.php

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