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週刊地震情報 2019.04.14 岡山県北部震源の震度3 発生は3年ぶり

ウェザーニュース / 2019年4月14日 12時50分

ウェザーニュース

日本域の最近一週間の地震回数は先週に比べるとやや増加し、震度3以上の地震は4回発生しています。(4月8~13日の集計)

国内:岡山県北部震源の震度3 発生は3年ぶり

11日(木)17時7分頃、岡山県北部を震源とするM3.4の地震が発生しました。岡山県真庭市で震度3、津山市で震度2を観測しています。岡山県内を震源とする地震で震度3以上を観測したのは2016年1月1日(M4.0)以来、3年ぶりです。

岡山県内は記録に残るような大きな地震がほとんどなく、1711年に鳥取県との県境付近で発生したM6.3が知られるくらいです。兵庫県から伸びる山崎断層帯が津山盆地周辺まで達しており、政府の地震調査推進本部は今後30年以内の大きな地震の発生確率を0.06~0.1%としています。

南海トラフ地震想定震度(内閣府資料より)

岡山県内で警戒すべきは県内直下で発生するものよりも、隣県の鳥取県内で発生する地震や、南海トラフ巨大地震になります。実際に2016年10月に発生した鳥取県中部を震源とする地震では真庭市や鏡野町で震度5弱、2000年の鳥取県西部地震では真庭市や新見市で震度5弱を観測しました。

南海トラフ巨大地震の想定では、県南部を中心に震度6弱~6強の揺れが予想されています。

海外:南大西洋でM6.5の地震発生

アメリカ地質調査所の解析によるマグニチュード6以上は3回発生しています。

最も大きな地震は12日(木)にインドネシア・スラウェシ島近海で発生したM6.8です。震源が海底で規模がやや大きな地震だったものの、被害を及ぼすような津波の発生はありませんでした。

スラウェシ島では2018年9月にM7.5地震が発生し、揺れや津波による大きな被害をもたらしました。この地震とは震源が離れているため、直接的な関係性はないと見られます。

参考資料など

※日本国内の震源・震度の情報は特に記載が無ければ気象庁より。海外の震源情報は特に記載が無ければアメリカ地質調査所より。発表機関により震源情報に差が生じることがあります。

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