今夜は平成最後の満月 遅い時間ほど見られる地域が拡大

ウェザーニュース

今日19日(金)の夕方に昇る月は平成最後の満月になります。

20時12分がちょうど満月で、北海道や東北北部、九州などはその時間に雲が少なく、輝く満月を見ることができそうです。

前線などの影響で雲が多い東北南部から関東、西日本の太平洋側でも夜遅くなると少しずつ雲が離れていきます。雲越しや雲の切れ間から顔を覗かせる月まで含めると、かなり広い範囲でチャンスがあります。

ただ、北海道や東北など北日本は夜になると空気が冷たくなってきます。ここ数日に比べると夜は冷え込みますので、月に見とれて体を冷やさないようお気をつけください。

そもそも満月とは？

月は自ら光っているわけではなく、太陽の光を反射することで輝いています。そして、地球から見た時に太陽の光を反射している面がどこを向いているかで、三日月や上弦の月、満月など、見かけ上の形は変わります。

天文学的な定義では、満月は地球を真ん中にして太陽と月の位置が一直線に並ぶ（月と太陽の黄経差が180度になる）瞬間を指します。