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青空にかかる虹「環水平アーク」が出現中 かなり珍しい「幻日環」も

ウェザーニュース / 2019年4月28日 11時45分

ウェザーニュース

今日4月28日(日)午前、西日本や東日本では上空に薄雲がかかり、「環水平アーク」や「幻日環」などの大気光学現象が見られています。

記事冒頭の写真に見える水平の虹は「環水平アーク」と呼ばれる現象です。

かなり珍しい「幻日環」

太陽を貫く「幻日環」

まるで太陽のダイヤモンドが輝く指輪のように見えるこの光る環は「幻日環」と呼ばれる現象です。幻日環は年に数回程度の出現頻度といわれますが、このように環の全周にわたってはっきりと見られることはあまりなく、かなり珍しいといえます。

この「幻日環」や「環水平アーク」は、上空の薄雲を構成する氷の粒の中を太陽光が通過するときに屈折し、曲げられた光が一部で強く見えたり、光の波長の違いによって屈折率が違うために色が分かれて見えたりしています。

太陽を貫くのが「幻日環」、太陽を中心に見える環が「ハロ」

「幻日環」は太陽が高いときほど環の半径が小さく見られ、太陽高度が低いときには太陽を横に貫く直線状の光のように見えることもあります。

関東でも目撃のチャンスあり

環水平アーク

「環水平アーク」は幻日環ほど珍しくは無いものの、太陽が高く昇る時期・時間帯にしか出現しないため、3月から9月の昼前後が観測しやすい時期となります。

今日は上空の気圧の谷の接近に伴い、中部地方から関東、東北などでこのような薄雲が広るため、このような虹色現象を目撃するチャンスとなっています。ぜひ皆さんも空を眺めてみてください。


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