5月2日・3日は大気不安定 関東など晴れていても雷雨注意
ウェザーニュース / 2019年4月30日 14時45分
ゴールデンウィーク中盤の2日(木)から3日(金)にかけて、この時期としては強い寒気が上空に流れ込みます。
大気の状態が不安定となるため、急な強い雨や突風、雹(ひょう)など、激しい現象に対して注意が必要です。
2日は西日本・東日本の広範囲 関東は3日も要注意
2日(木)から3日(金)にかけて、日本列島の上空5500m付近には、-20℃以下のこの時期としては強い寒気が流れ込みます。
地上との気温差が場所によっては40℃以上と大きく、大気の状態が非常に不安定になります。
2日(木)は西日本や東日本の広い範囲で、3日(金)は関東地方を中心に、突然の強い雨や突風、雹(ひょう)が降るなど激しい現象が起きるおそれがあります。
晴れていても、一気に天気が悪化するおそれ
昼間は晴れて穏やかに思えても、黒い雲やモクモクとした大きな雲が近づいてきたら、天気急変のサインです。頑丈な建物などに移動するようにしてください。
特に川で遊んでいる場合は、自分のいるところで雨が降っていなくても、川の上流で雨が降っていると急に増水することがあります。上流の方に怪しい雲が見えたら、注意が必要です。
5月は雷が増え始める季節 過去には竜巻も
日差しが強まる5月は、地上付近の気温が上がりやすくなる季節。そこへ上空に強い寒気が流れ込むと大気の状態が不安定となります。
こういった背景もあり、関東地方の各都市を例にとると、5月ころから雷の発生数が増加してきます。
2012年5月6日茨城県で発生した竜巻と雹(ひょう)
2012年5月6日には茨城県つくば市で大規模な竜巻が発生し、大きな被害が出た事例もあります。
特にこれからの時期「上空に強い寒気」という表現を耳にされた場合は、雷や雹(ひょう)、突風、竜巻など激しい現象が起きるおそれがありますので、気象情報などにより注意をしてください。
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