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端午の節句ではどっちを飾る? 「花菖蒲」と「葉菖蒲」の違い

ウェザーニュース / 2019年5月4日 5時0分

ウェザーニュース

「端午の節句」と言うと、こいのぼりや五月人形を思い浮かべる方が多いと思いますが、一緒に「菖蒲(しょうぶ)」を飾ることがあります。

古来、菖蒲には邪気を払う力があると信じられていました。故に昔から、5月5日の日に無病息災を祈る宮廷行事で用いられ、民家でも軒に飾られたり、子供の遊びに使われたりしました。
武家の時代になると「菖蒲」と武を尊ぶ意味の「尚武」が結びつき、男の子にふさわしいものになりました。また菖蒲の花がこの季節に咲くこともあり、端午の節句に欠かせないものとなったのです。

「花菖蒲」と「葉菖蒲」

菖蒲湯に使う菖蒲

「菖蒲」というと、男の子が居ないご家庭でも、5月5日に菖蒲湯に入る事が多いのではないでしょうか。

ただ、冒頭の写真にある色鮮やかな「花菖蒲」は、菖蒲湯に使う「菖蒲」とは全く別物なんです。
お風呂に入れる「葉菖蒲」はサトイモ科で、紫色の花菖蒲とは全く違う色や形をした花を咲かせます。

一方、花菖蒲は、アヤメやカキツバタなどと共に「アヤメ」と呼ばれており、アヤメ科の植物です。
花菖蒲は、葉菖蒲と香りも異なり、血行不良・神経痛などへの効能もないので、菖蒲湯に入れる事はできません。

名前が似ているため混同しやすいので要注意ですね。


参考資料など

参考
人形の久月HP https://www.kyugetsu.com/special/index.php

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