風弱く水鏡に映える青空と雲　長野・白馬

ウェザーニュース / 2019年5月9日 9時0分

ウェザーニュース

長野県白馬村より(9日7時頃撮影)

今日9日(木)朝の長野県白馬村では、地上付近では風が弱く、水面には雪をまとった山々と青空に浮かぶ雲が綺麗に映っています。

地上付近は風が穏やか

アメダスでの観測を見ると、白馬では写真が撮影された頃の7時の最大風速が1.2m/sと、穏やかな状況でした。

ただ、写真には、上空の風が強い時によく見られる“レンズ雲”と呼ばれる雲も映っています。地上付近は穏やかでも、上空では強い風が吹いていたことが伺えます。

この時期限定の水鏡姿も

静岡県御殿場市より(9日8時前に撮影)

また、富士山のふもとの静岡県御殿場市では、この時期限定の水鏡風景が撮影されました。水を張った田んぼに映り込む、雄大な富士山です。

GW頃からは各地で田植えが始まり、田んぼに水が入れられるようになります。稲が青々と生長するまでの間は、各地の田んぼが期間限定の水鏡スポットとなるわけです。
風が弱く穏やかな日は、水鏡に映り込んだ世界をのぞきに行ってみてはいかがでしょうか。