梅雨前に要チェック! 足の臭いを撃退する5つの方法

ウェザーニュース / 2019年5月16日 5時55分

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梅雨時に悩みの種となるのが、足の臭いです。汗と臭いの第一人者、五味クリニックの五味常明先生に、梅雨入り前にすぐにできる足の臭い対策を教わりました。

梅雨時に足の臭いが気になる理由

なぜ、梅雨時は足が臭いやすいのでしょうか。

「足の臭いの一番の原因は、ムレです。湿度が高くなると、角質などをエサに雑菌が繁殖して脂肪酸などを産生し、独特の臭いとなるのです。
実は、足裏は1日コップ1杯分もの汗をかきます。梅雨は高温多湿なうえに、靴が濡れる機会が多く、雑菌が繁殖しやすい条件が整います。梅雨の足の臭い対策には、足と靴の両方に対策をする必要があります」(五味先生)

足のケアで雑菌が繁殖しにくい状態に


足を洗うことはもちろん、角質のケアも必要です。
「雑菌にエサを与えないよう、スムーザーなどで角質を落とします。ただし、ゴシゴシこすったり落とし過ぎると、刺激となって角質が厚くなるので注意しましょう」(五味先生)

(1)洗い桶一杯の湯に木酢液2〜3mlを薄めたもので洗ったり、(2)みょうばん6gを水100ccに溶かしたみょうばん水をスプレーする、なども効果があります。

「木酢液やみょうばんは酸性のため、肌を弱酸性に保つのを助け、雑菌が繁殖しにくくなります」(五味先生)

靴は3足をローテーション


「同じ靴を履き続けると、湿気が抜けず悪臭を招きます。1度履いた靴は2日は休ませます」(五味先生)

風通しの良い場所での陰干しが基本ですが、(1)乾燥剤(菓子の包装に入っているものでもよい)、(2)使用済みの使い捨てカイロ、(3)重曹などを入れると、より臭いを抑えることができます。

「足の臭いの原因は酸性のものが多いので、アルカリ性の重曹を入れると効果的なのです」(五味先生)

靴下・ストッキングの工夫


靴下は通気性・吸湿性のよい素材を選びます。

「靴下は、ナイロンよりも綿など天然繊維、綿よりもウールの方がムレにくいです。ナイロン製が多いストッキングも、結露したような状態になり、靴の中がムレる原因になります。速乾性に優れた機能性繊維を使った靴下や、足裏だけ吸湿性の高い素材で作られたストッキングなど、工夫された製品を選ぶのもよいでしょう」(五味先生)

さらに、汗をかきやすい時期は替えを用意して、途中で履き替えるのがお薦めです。

靴を履く前にデオドラント剤


「デオドラント剤を足の裏や足の指の間に使います。コツは、つけた後きちんと乾かしてから靴下などをはくことです」(五味先生)

また、臭いのこもりがちな靴の先に、10円玉を入れておくのもよいといいます。銅イオンの効果で、臭いが抑えられるのです。

足の中からの疲労臭を軽減


足がむくんでいるときは、臭いが強くなりがちです。この原因は、足の中にあります。

「血行が悪くなると、疲労物質のアンモニアが足に溜まり、汗として出て臭います。『お相撲さんに足の臭い人がいない』といいますが、相撲取りは股割りなどで股関節をよく動かすので、疲労物質が溜まらないためです」(五味先生)

(1)太ももの付け根の辺りを軽くトントンと叩いて、リンパを刺激して流れをよくしたり、(2)お風呂のときにマッサージすることで、改善できます。

もう、臭いに悩まない!

「足の汗には、暑さによるものだけでなく、ストレスや緊張などからくる精神性発汗があります。真面目で優しい人ほど、臭いを心配して汗をかきがちです。これだけ対策したのだから大丈夫、という開き直りの気持ちも案外有効です」(五味先生)

紹介したさまざまな方法を参考に、足もとから快適な梅雨を過ごしましょう!

参考資料など

取材協力/五味クリニック

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