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童謡によく登場する気象・天体用語は何か!?

ウェザーニュース / 2019年5月29日 10時40分

ウェザーニュース

長く歌いつがれてきた童謡には、暮らしに密接した情景がよくうたわれています。その中には、雨、雪、星など、気象や天体にまつわる言葉も多く登場しています。

では、童謡にもっとも多く登場する、気象・天体用語は何なのでしょうか。約300曲の童謡・唱歌の歌詞を調べてみました。

5位:雪(28曲)

冬をうたった歌には、かなりの確率で入ってくる「雪」。雲、星、雨などのワードをおさえて、5位にランクインしました。

雪が登場する代表的な曲…『雪』『蛍の光』『ジングルベル』など

4位:日(ひ・32曲)

太陽やその光をあらわす「日」が4位にランクイン。朝をうたった歌には「朝日」が、夕方をうたった歌には「夕日」がよく使われています。また、「お日さま」と、かわいらしい言い方に置き換えられているケースも多くありました。

ちなみに「太陽」が登場する童謡には、『手のひらを太陽に』などがありますが、意外なことに、数は多くはありません。

日が登場する代表的な曲…『まっかな秋』『肩たたき』『スキー』など

3位:風(35曲)

季節や時間帯に関係なく、外にいればいつでも感じることのできる「風」が3位。風そのものだけでなく、風が運んでくれる音やにおいも、童謡の世界に広がりを与えてくれます。

風が登場する代表的な曲…『シャボン玉』『北風小僧の寒太郎』『たきび』など

2位:月(40曲)

視覚的なイメージがしやすい「月」が2位。夜空にぽっかりと浮かぶ月は、幻想的な雰囲気を童謡にもたらしてくれます。『荒城の月』『十五夜お月さん』『月の沙漠』『雨降りお月さん』など、タイトルに使用されることも多い言葉です。

月が登場する代表的な曲…『つき』『うさぎ』『すうじのうた』など

1位:空(47曲)

もっとも多かったのは「空」でした。元気や希望を与えてくれる童謡には、この「空」が多く登場します。よく使われるフレーズは「青い空」。また、「雲」「星」「雨」など、ほかの気象・天体用語といっしょによく登場するのも特徴的です。

空が登場する代表的な曲…『ドレミのうた』『とんぼのめがね』『おもちゃのチャチャチャ』など


童謡は、子どもだけでなく、大人の心にもうるおいを与えてくれます。しばらく童謡から遠ざかっている方は、子どものころのお気に入りの曲を、聴いてみてはいかがでしょうか。きっと心が、「青い空」のように晴れ晴れするはずです!

※今回の調査は、『思い出の童謡・唱歌とうた遊び200』(成美堂出版)収録曲、『ピアノ伴奏 日本童謡・唱歌全集』(メトロポリタンプレス)収録曲、および「日本の歌百選」選定曲をもとにおこなっています

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