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近畿・四国で空に虹色が出現 ハロや環水平アーク 天気下り坂のサイン

ウェザーニュース / 2019年5月27日 11時15分

ウェザーニュース

京都市西京区より(10時45分頃撮影)

週末は晴れて猛烈な暑さに見舞われた日本列島、週が明けて天気の流れに変化が出てきています。

近畿や四国では朝から太陽に周辺に光の環「ハロ」が出現。太陽が高く昇るにつれて、近畿の一部では空の低いところのびる虹色の帯「環水平アーク」も現れました。

これらは、上空高いところに広がる雲を構成する氷の粒が、太陽光線を屈折させることで現れるものです。

このあとは天気下り坂へ

今朝、近畿などに広がる上空高いところの雲は、九州に近づく前線の最も東側の雲です。
前線がゆっくりと東に進むのに伴い、ハロが見えているエリアでは雲が厚くなり、天気がゆっくりと崩れてきそうです。

今夜までには九州や中国四国で雨が降り出し、近畿も明日28日(火)は雨の予想。今日のハロやアークは天気下り坂のサインになります。

東日本でも午後は観測チャンス!?

大阪府吹田市より(27日10時30分前に撮影)

関東など東日本もだんだんと上層雲が広がり、午後になるとハロやアークが現れてくるかもしれません。

天気の崩れを示唆するとともに、記録的な暑さの終わりを告げる光学現象となりそうです。

参考資料など

写真:ウェザーリポート by うみさん(京都市西京区)、ぽめみよさん(大阪府吹田市)

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