鹿児島県内で猛烈な雨 一部では用水路の氾濫も

ウェザーニュース

鹿児島県霧島市で排水溝の水が溢れる(28日8時前の様子)

九州南部で断続的に激しい雨が降っています。

今日28日(金)8時までの1時間雨量は鹿児島県・川内で57.0mmを観測。いちき串木野市から薩摩川内市にかけてのエリアを中心に3時間で100mmを超える大雨です。

増水した鹿児島市内を流れる甲突川の様子(28日8時過ぎに撮影)

鹿児島県薩摩川内市からは用水路が溢れて道路が冠水している様子が届き、霧島市でも排水溝の水が溢れている状態です。

また、鹿児島市内を流れる甲突川が増水している様子も届きました。

道路冠水や河川の氾濫、土砂災害などに警戒を

雨雲レーダーの様子 28日8時30分

非常に発達した雨雲はゆっくりと東に進んでいるため、激しい雨が数時間にわたって続く見込みです。
すでに鹿児島県の一部には土砂災害警戒情報が発表されています。

昼ころにかけては鹿児島県に加え、宮崎県でも内陸部を中心に激しい雨となり、大規模な冠水や河川の増水、氾濫、土砂災害などのおそれがあり、警戒が必要です。