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梅雨を快適に過ごす ハイテク傘3選

ウェザーニュース / 2019年7月7日 9時0分

ウェザーニュース

梅雨の時期には誰もがお世話になる傘ですが、さしている間は手がふさがり、たためば濡れた傘から雨水が滴り、混雑した電車の中では取扱いが面倒など、どこかわずらわしいイメージがあるのも否めません。

しかし最近では、そんな傘の悩みに対処した高機能な傘が登場しているようです。今回はそのような傘をいくつかご紹介しましょう。

折れても元どおり

一つ目は、「ポキッと折れるんです」。台風の後、壊れて捨てられた傘を見かけますが、この傘ならこのような無駄をなくすのに役立つかもしれません。一見普通の傘ですが、一定以上の強い風を受けると傘の骨の部分が折れるように工夫されています。

しかし一度閉じてから開けば、また元通りに使えます。強風にあおられ、足を取られて転ぶ心配もなくなりますし、骨の構造も一体構造で、鋭い先端がむきだしになる危険もありません。

製造元は、化粧品や石けんの通信販売を手掛けている長寿乃里(横浜市)。雨だけでなく紫外線(UV)も95%カットしてくれるという、化粧品会社ならではの嬉しい機能も。

「ポキッと折れるんです」
▼全長:65cm
▼重量:410g
▼価格:1,080円(税込)

雨水を閉じ込める

もう一つは逆さに開閉できる「CARRY saKASA」。閉じるようとすると傘がおちょこのような状態になり、そのまま閉じると表の濡れた面が内側になって収まるというものです。

これなら、たたんだ傘が荷物や服に当たっても濡れる心配はありません。また、車から外へ出るときもドアを大きく開けなくてすむので、ほとんど濡れることもありません。裏と表の色やデザインが対照的な製品が多く、差しているときとたたんだ時のコントラストも楽しめます。

「CARRY saKASA」(シティモデル)
▼全長:80cm
▼重量:480g
▼価格:8,478円(税込)

雨水を持ち込まない

最後は、はっ水性を最優先した「アンヌレラ」。日本の生地メーカーと共同開発した高密度ではっ水性の高い素材を使用しており、使用後の雨水の切れの良さが特徴です。

明るくポップな色使いのシリーズと、ビジネス向けの比較的地味な色のシリーズがあり、どちらも長傘タイプと折りたたみ傘タイプが揃っています。きちんとお手入れをすれば、はっ水効果も長持ちするようです。

軽くてコンパクトな折り畳み傘タイプも(税込4,212円)

「アンヌレラ」
▼全長:83.5cm
▼重量:360g
▼価格:4,212円(税込)


雨の日の悩みを解消するために傘も進化ています。高機能傘で鬱陶しい梅雨の季節を少しでも楽しく、快適に過ごしてみてはいかがでしょうか。

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