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10日(水)は九州で強雨のおそれ 新たな災害に警戒を

ウェザーニュース / 2019年7月9日 15時40分

ウェザーニュース

明日10日(水)は梅雨前線が西から北上し、低気圧が進んできます。

前線に向かって暖かく湿った空気が流れ込むため活動は活発で、雨雲が発達する予想です。

一部で1時間50mm超の激しい雨

雨雲の予想 10日18時

九州南部は朝から雨が降り出し、昼頃からは発達した雨雲が進んできて雨が強まりそうです。

先日、大雨による被害が発生した鹿児島県は昼から夕方にかけて断続的に雨が降り、局地的には1時間に50mmを超えるような激しい雨のおそれがあります。

総雨量は前回ほどではないものの、すでに不安定な状態となっている斜面が、短時間の激しい雨によって新たに崩れるようなことが考えられるため、警戒が必要です。

ダムには恵みの雨

一方で、梅雨入り以降も雨が少ない福岡県など九州北部にとっては恵みの雨になりそうです。

福岡市の水源となっている8ダムの貯水率は9日(火)9時現在で平年の88.98%を大きく下回る22.72%に留まっている状況です。こちらは災害にならない程度の、まとまった雨が期待されています。

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