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平年より安い関東のレタス 梅雨寒と雨が原因か

ウェザーニュース / 2019年7月12日 15時27分

ウェザーニュース

農林水産省の食品価格動向調査によると、レタスの価格が関東地方を中心に平年を下回っている状態が続いています。

5月は全国的に異例の暑さとなり、関東地方も類に漏れず真夏のような暑さとなりましたが、6月から7月にかけては一転して気温が低めで経過。
特に7月は典型的な梅雨寒となっており、レタスの値段がいっそう下がっているとみられます。

安さの原因は「梅雨寒」と「雨量」

レタスは冷やしたものを生で食べることが多く、水分も多く含んでいることから、食べると体が冷やされます。このため、25度にも届かない日が多くなっている関東地方では、レタスの需要が減っていると考えられます。

その一方で、レタスの主産地である長野県や群馬県では、6月中旬以降の雨で生育が回復し、レタスの供給量は平年並みとなっています。こうした要因が重なって市場のレタスの量が多くなっていることで、値段が平年と比べると低くなっているとみられます。

安いからこそ!「温レタス」料理を

サラダなど、生で食べられることが多いレタスは、実は温めて食べても美味しい食材です。

千切りにしたレタスを豚肉で巻いて蒸し焼きにしたり、野菜炒めの具材の一つとして使ったりと、生食以外の料理のバリエーションは豊富。気温が低めで、値段が下がっている今だからこそ、低コストで冷えた体も温まる「温レタス料理」を試してみてはどうでしょうか。

参考資料など

◆資料
・農林水産省「食品価格動向調査(野菜)」
www.maff.go.jp/j/zyukyu/anpo/kouri/k_yasai/h22index.html

・農林水産省「野菜の生育状況及び価格見通し 野菜の生育状況及び価格見通し(令和元年7月)について」
www.maff.go.jp/j/seisan/ryutu/yasai_zyukyu/

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