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南海上で熱帯低気圧が発生か 日本の天気や梅雨明けを左右することも

ウェザーニュース / 2019年7月13日 13時30分

ウェザーニュース

日本のはるか南の海上には、いくつかの積乱雲がのまとまりが見られます。気象庁は、この付近で熱帯低気圧が発生すると予想しています。

台風に発達するかどうかはわからないものの、遠く離れた日本列島の天気を左右する可能性があります。

間接的に日本の天気に影響も

フィリピンの東からマリアナ諸島にかけての海域では、雲を発達させる動き(対流活動)が活発になっています。

積乱雲の塊がいくつか見られ、早ければ明日14日(日)にも熱帯低気圧が発生する可能性があります。発達をして台風となるかは現時点ではわかりません。


このように熱帯地方で対流活動が活発になると、梅雨前線の南に位置する「太平洋高気圧」が勢力を強める可能性があります。

太平洋高気圧の勢力次第で梅雨前線の位置が南北へ移動しますので、間接的に日本列島の天気を操ることになります。梅雨明けの時期を左右することにもなりそうです。


また、熱帯低気圧が発達して北上した場合、日本に直撃しないとしても、梅雨前線の活動を活発化させて日本列島に大雨をもたらす可能性も考えられます。

日本から遠く離れた場所の雲にも要注目です。


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