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台風と梅雨前線で災害級の大雨 西日本で総雨量400mmも

ウェザーニュース / 2019年7月17日 15時45分

ウェザーニュース

今日17日(水)は南の海上で活動を弱めている梅雨前線は、明日18日(木)以降、再び北上します。

また台風5号が台湾付近に進む予想で、前線に向かって暖かく湿った空気が流れ込みやすくなり、活動は活発になりそうです。

明日18日(木)から20日(土)にかけて、西日本を中心に広い範囲で大雨のおそれがあります。

総雨量400mmに達するおそれも

予想降水量 18日(木)9時〜19日(金)21時まで

現段階で最も大雨のリスクが高いのが九州北部から中国地方西部で、19日(金)夜までに広い範囲で150~200mmの雨が予想されます。

さらに20日(土)夜までの総雨量は300mmを超え、場所によっては400mmに達するおそれがあります。

ただ、前線があまり北上せずに、九州南部や四国といった太平洋側で大雨となることも考えられ、こちらも油断が出来ません。

東日本は東海地方の山沿いで大雨の可能性が最も高く、150~200mmに達する見込みです。東北の日本海側や新潟県でも100mmを超える雨が予想され、特に地震の被害があった地域は警戒が必要になります。

今回の大雨では大規模な土砂災害や河川の増水、氾濫などが懸念されます。梅雨前線や台風5号の位置により、大雨が予想されるエリアが変化しますので、最新の情報をご確認ください。

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