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お風呂の残り湯、洗濯に使っても大丈夫?

ウェザーニュース / 2019年7月24日 6時30分

ウェザーニュース

お風呂の残り湯を洗濯に使っていますか? ウェザーニュースがおよそ1万人のみなさんに伺ったところ、「使っている」が3,376人(34%)、「使っていない」が6,694人(66%)という集計結果になりました。

残り湯を使う場合、手間がかかって面倒だったり、衛生面に不安を感じたりする人も多いかもしれませんね。

一晩放置で1000倍に増える風呂水中の細菌

衛生微生物研究センター(東京都葛飾区)が風呂水の中の細菌数を入浴人数別で調べています。お湯を張った直後は1ミリリットルあたり数十個程度だったものが、入浴直後は数百個から数千個、一晩放置したのちは数十万個から数百万個と急増しています。入浴直後に比べて一晩放置すると細菌が約400〜2000倍に増えていました。

ただ、「風呂水中の細菌の多くは人と共生関係にあったもので、通常はそれで病気になることはありません」(同センター)。それでも残り湯を放置することは細菌に大量増殖の場を与えるため、風呂水はできるだけその日のうちに利用したほうがよいそうです。

残り湯洗濯のメリット

株式会社ライオンの“洗濯のプロフェッショナル”である「お洗濯マイスター」の大貫和泉さんは、残り湯洗濯のメリットについてこう言います。

「家庭用浴槽の湯量は約200リットル。大量の残り湯をお洗濯に使うと、とってもお得。節水・節約はもちろん、エコにもなります。」

さらに、お湯の温度を高く保っておいてその日のうちに洗濯に使えば、洗剤の酵素の働きがアップして、汚れ落ちもよくなるそうです。

それでも「残り湯の汚れがつかないか、清潔に洗えるのか」という不安を抱く方は少なくないと思います。大貫さんは湯温を高く保つため、風呂から上がったらすぐにふたをのせて湯が冷めないようにするほか、2つのポイントを挙げます。

(1)湯をできるだけ清潔に残す
湯船には体を洗ってから入り、タオルを入れないようにします。

(2)残り湯は「洗い」の過程で使う
洗剤には、一度繊維から落ちて水の中に出た汚れを洗濯物に再付着させないという機能があります。残り湯の汚れも同様ですので、残り湯は「洗い」の過程で使い、「すすぎ」の際には水道水を使うようにしましょう。

残り湯の使い道は、洗濯のほかにも植木の水やり、災害時など非常時の備えなどいろいろありますが、「量的にもお洗濯に活用するのが一番おすすめです」と、大貫さんは言いいます。

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