今年一番の暑さの仙台に鮮やかな環水平アークが出現

ウェザーニュース / 2019年7月28日 13時30分

ウェザーニュース

熱帯低気圧の影響で早朝まで雨が降っていた仙台は、急速に天気が回復して日差しが戻ってきました。

西よりの風が山越えとなり、気温が上昇。12時51分には33.7℃を観測して、今年一番の暑さになっています。

そんな厳しい暑さの空に環水平アークと呼ばれる鮮やかな虹色現象が出現しました。

仙台市から届いた環水平アークの報告

仙台市青葉区からウェザーリポート

仙台市宮城野区からウェザーリポート

環水平アークとは？

環水平アークは虹色現象の一つで、上空高い所に広がる氷の粒で出来た雲により、太陽の光が屈折させられることで見ることができます。今日は、奥羽山脈を超えてきた薄雲が通過したタイミングで出現しました。

この後は上空の薄雲ではなく、夏特有の入道雲が現れるため、虹色現象を見るのは難しくなりそうです。にわか雨や雷雨の可能性もあるため、空模様の変化にはご注意下さい。