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台風8号は西日本上陸も 高気圧の勢力で進路が変化

ウェザーニュース / 2019年8月2日 11時22分

ウェザーニュース

南鳥島近海で昨日1日(木)に発生した熱帯低気圧が急速に発達し、今日2日(金)9時に台風8号となりました。

西日本直撃のおそれも

今後は夏の太平洋高気圧の縁を吹く風に流される形で、北西方向に進む可能性が高くなっています。

足早に日本に近づき、5日(月)には中心付近の最大風速が35m/sとなり、強い勢力にまで発達する予想です。6日(火)にかけて西日本にかなり接近、直撃するおそれがあります。

西日本に近づくコースでほぼ一致

世界各国の気象予測モデルによるシミュレーションによると、今後は北西に進み、九州など西日本に近づくコースでほぼ一致しています。

ただ、高気圧の勢力やフィリピンの東で発生が予想される熱帯低気圧の影響で、進路の南北にズレる幅がやや大きい状況です。どのくらい日本の近くを通るかで、雨や風の強まりが変化してくるので、最新の予報をご確認ください。

熱帯低気圧がもう一つ発生か

衛星赤外画像(情報通信研究機構(NICT)より)

フィリピンの東の雲の塊も、今日2日(金)のうちに熱帯低気圧となり、発達する可能性があります。
こちらは台風になるか、どのような進路になるか不確定な部分が非常に大きい状況です。

ただ、このエリアで台風になると、日本へも何らかの影響が出てくる心配があるため、あわせて注意してください。

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