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台風8号 5日(月)から西日本に接近・上陸のおそれ

ウェザーニュース / 2019年8月3日 12時0分

ウェザーニュース

8月3日(土)9時現在、台風8号(フランシスコ)は発達しながら南鳥島近海を北西に進んでいます。

今夜から明日4日(日)にかけて、暴風域を伴って小笠原諸島に接近した後、さらに発達して「強い」勢力の台風となり、週明けの5日(月)から6日(火)にかけて西日本に接近・上陸するおそれがあります。

▼台風8号 8月3日(土)9時
 存在地域   南鳥島近海
 大きさ階級  //
 強さ階級   //
 移動     北西 25 km/h
 中心気圧   998 hPa
 最大風速   20 m/s (中心付近)
 最大瞬間風速 30 m/s

週末のうちに大雨や強風への備えを

台風が予報円の中心を進んだ場合には、5日(月)夜以降に九州付近へと進むことが予想されています。ただ、台風8号の3日先の進路には500kmほどの幅があるため、中心位置次第で影響地域が変わります。

台風の進路に近い所では荒れた天気となることが予想されます。今後の情報に注意し、早めに大雨や強風への対策を進めるようにしてください。

また、宮崎県など九州の太平洋側では、台風の通過後も湿った空気が流れ込む影響で雨が続く可能性があり、雨量がかさむおそれがあります。

8号とは別の熱帯低気圧の動向にも注意

地上実況天気図

台風8号とは別に、フィリピンの東にある積乱雲のまとまりが、3日(土)3時に熱帯低気圧となりました。

▼熱帯低気圧 8月3日(土)3時
 存在地域   フィリピンの東
 移動     ほとんど停滞
 中心気圧   1000 hPa

今後の動向は、世界各国の気象機関が計算したシミュレーション結果に大きなばらつきがあり、発達の程度や進路がまだ不確定です。北上して次の週末に日本に近づく可能性も否定できないため、今後の情報に注意してください。

台風の名前

台風の名前は、国際機関「台風委員会」の加盟国などが提案した名称があらかじめ140個用意されていて、発生順につけられます。

台風8号のフランシスコ(Francisco)は、アメリカが提案した名称で、男性の名前からきています。

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