大型で強い台風10号 お盆休みに影響のおそれ
ウェザーニュース / 2019年8月8日 11時0分
日本の南の海上には台風9号と台風10号があり、2つとも発達しながら北上しています。
小笠原諸島近海を北上しているのは台風10号で、大型で強い勢力となっています。
台風10号(クローサ)
▼台風10号 [8月8日(木)9時]
存在地域 小笠原近海
大きさ階級 大型
強さ階級 強い
移動 北西 ゆっくり
中心気圧 970 hPa
最大風速 35 m/s (中心付近)
最大瞬間風速 50 m/s
このあとさらに発達しながらゆっくりと北上し、11日(日)頃に非常に強い勢力となって小笠原諸島に最も近づく見込みです。
動きが遅いため、小笠原諸島には暴風や高波、大雨の影響が長く出る恐れがあります。早めに食料や燃料の備蓄など対策をしておくと安心です。
台風10号は小笠原諸島の周辺で進路を西寄りに変えて北上する見込みで、昨日までの予報よりも本州に影響が出る可能性が高くなってきました。
お盆休み中に本州へ直撃するおそれがあり、お盆休み中の帰省やレジャーに大きな影響が出る恐れがあります。
本州に近づく可能性が高まる
台風の進路に影響を与える要因の一つに太平洋高気圧があります。
今のところ、気象モデルによって太平洋高気圧の勢力の予想が異なっていて、それに伴って台風の進路予想も異なっています。
小笠原諸島から遠ざかったあと本州に向かうモデルと、関東の南海上で東寄りに向きを変えるモデルがありますが、昨日に比べて西よりに進むモデルが増えて、本州に近づく予想になってきました。
ただし、今後も予想が変化する可能性もありますので、こまめに最新の情報を確認してください。
台風9号 (レキマー)
石垣島の南東を北西に進んでいるのは台風9号です。
▼台風9号 [8月8日(木)9時]
存在地域 石垣島の南東約260km
大きさ階級 大型
強さ階級 非常に強い
移動 北西 15 km/h
中心気圧 920 hPa
最大風速 50 m/s (中心付近)
最大瞬間風速 70 m/s
今後さらに発達しながら北上を続け、先島諸島は昼前後には暴風域に入り、今夜遅くから明日9日(金)の未明には猛烈な勢力で最も近づく見込みです。
風はさらに強まり、台風の中心付近では最大瞬間風速が75m/sに達する恐れがあります。
台風の名前
台風の名前は、国際機関「台風委員会」の加盟国などが提案した名称があらかじめ140個用意されていて、発生順につけられます。
台風9号のレキマー(Lekima)は、ベトナムが提案した名称で、卵黄のような黄色い実をもつ果物の名前が由来です。
台風10号のクローサ(Krosa)は、カンボジアが提案した名称で「鶴」です。
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