週刊地震情報 2019.08.11 福島県沖と台湾付近で大きな地震が発生

ウェザーニュース / 2019年8月11日 11時0分

ウェザーニュース

日本域の最近一週間の地震回数は前週よりはやや多い傾向です。震度3以上の地震は発生していません。(8月5日~10日の集計)

国内:福島県沖でM6.4 最大震度5弱の地震

前週の4日(日)19時23分頃、福島県沖を震源とするM6.4の地震が発生しました。宮城県石巻市、亘理町、福島県双葉町で震度5弱を観測。関東から東北にかけての広い範囲で震度3~4の揺れを観測しています。この地震による津波の発生はありませんでした。

福島県沖を震源とするマグニチュード6以上の地震は今年の3月11日以来、宮城県や福島県で震度5弱以上の揺れを観測するのは2017年以来のことです。(宮城県 2017年2月28日以来、福島県2017年10月6日以来)

Yureステーションのデータ(仙台市泉区)

地震のメカニズムは、西北西-東南東方向に圧力軸をもつ逆断層型と解析されています。また、ウェザーニュースが独自に設置しているYureステーションによる揺れのデータを見ると、仙台市泉区では強めの横揺れが1分強と長時間に渡って継続しました。

これらからプレート境界で発生した海溝型の地震と推定されます。

福島県沖では今回とは違うメカニズムではあるものの、2016年のM7.4の地震が発生するなど、しばしば大きな地震が起きています。マグニチュードが7に近づくと津波発生のリスクが出てきますので、注意が必要なエリアです。

世界:台湾付近でM5.9の地震、人的被害も

世界のM4.5以上の地震(USGSホームページ引用/ウェザーニュース加工)

アメリカ地質調査所の解析によるマグニチュード6以上は発生していません。

台湾付近で8日(木)朝にM5.9の地震が発生し、震源付近を中心に日本の震度階級で5~6に相当するような大きな揺れに見舞われました。台北でも震度3程度の揺れを観測しています。この地震で建物の被害や停電などが発生し、倒れたものので亡くなった方もいました。

台湾では今年4月に今回の震源よりも少し南でM6.3の地震が発生し、震源付近で最大震度7を観測しています。

参考資料など

※日本国内の震源・震度の情報は特に記載が無ければ気象庁より。海外の震源情報は特に記載が無ければアメリカ地質調査所(USGS)より。発表機関により震源情報に差が生じることがあります。

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