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台風15号 関東直撃 9日(月)朝にかけて冠水のおそれ

ウェザーニュース / 2019年9月8日 15時20分

ウェザーニュース

先日の台風13号で冠水した道路 (9月5日 沖縄県宮古島市の様子)

台風15号は暴風域を伴って、8日(日)夜から9日(月)未明にかけて関東付近を通過していく見通しです。

台風の通過に伴い、激しい雨も予想されており、多いところでは関東南部でも400mm前後に達するおそれがあります。

特に関東西部の山沿いでは1時間に100mm前後の猛烈な雨が降ることも考えられるため、大規模な道路冠水や河川の氾濫・増水、土砂災害の発生に厳重な警戒が必要です。

都市部でも道路冠水に警戒を

都市部の排水機能は、おおよそ1時間に50mmの雨に耐えられるように作られています。
今回は都市部でもそれを超える非常に激しい雨が降るおそれがあり、関東南部を中心に道路冠水のリスクが高まります。

ウェザーニュースでは、浸水想定区域・低位地帯などの地形情報や、ウェザーニュース会員からの報告を元にした冠水データ、そして今後の予想雨量をもとに、独自に分析し、冠水予報マップを作成しました。

それによると関東南部のところどころで冠水(低い場所に雨水がたまる)が発生する可能性が高く、西部の山沿いや伊豆半島付近では大規模冠水(道路全面が水没)のおそれがあります。

冠水が発生するほどの激しい雨になるのは深夜と見られますので、できるだけ夜間の外出は控えてください。
もし車で移動する必要がある場合は、アンダーパスを避けるなど、周囲の状況に注意が必要です。

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