停電時に知っておきたい スマホバッテリー3つの節約術
ウェザーニュース / 2019年9月10日 10時56分
台風15号直撃の影響で、東京電力管内の60万件以上で停電が続いています。(10日(火)10時時点)
停電してしまった場合、心配になるのが、情報収集や連絡を取り合うために今や欠かせないスマートフォンのバッテリーです。
大前提として台風直撃時や地震発生時など有事の際は、避難判断のために最新情報をこまめにご確認頂いたほうが確実に安全です。
私たち気象会社としても、スマートフォンアプリやwebサイトなどを通じて、随時避難に必要な情報をお伝えしています。
一方で、すぐにバッテリー切れを起こし通信手段がなくなってしまっては、命に関わる可能性があります。
そこで、出来るだけスマホを長く使えるようにするため、今回停電時の対策をまとめました。上図にある、特に有効な3つの節約方法について、詳しくご紹介していきます。
1.ディスプレイを暗くする
左:iPhone、右:Android(Galaxy)
最も効果があるのが、ディスプレイの明るさを出来るだけ暗く設定することです。
使用時はずっと光っているので、暗くしておけばその分だけバッテリーの消耗を抑えられます。単純なことではありますが、バッテリーの保ちが大幅に延びてくれます。
2.プッシュ通知をオフ
通知のたびに画面が明るくなるとバッテリーの消耗になるので、アプリやSNSのプッシュ通知はオフにしておきましょう。
被災地に居る場合、家族や友人などからSNSやメールなどで安否確認が多数届く場合があります。
非常にありがたいことですが、プッシュ通知が頻繁に届くとそれだけでバッテリーを非常に消耗します。
そのため、プッシュ通知は予め設定でオフにしておき、自分のタイミングで確認するのがおすすめです。
ただし、突然連絡が取れなくなると、ご家族は最悪のケースを想像してしまうかもしれません。設定前に、その旨をSNSなどで家族に伝えておくと安心ですね。
3.使わない時は機内モードに
停電が続く場合、携帯電話サービス自体が止まる事があります。サービスがなくなり圏外になったり、電波の弱い場所にいると、電波を探しまわることでバッテリーを消費してしまうため、機内モードへ設定する事をおすすめします。
Bluetooth、Wi-Fi、GPSも、使わない場合はオフすることで節約に繋がります。
その他にも、iPhoneには低電力モード、Androidには非常用節電機能があるので、活用してみてください。
番外編、事前に予備バッテリーを購入
停電時には、予備バッテリーが便利です。
どれだけ節約をしてもいずれなくなってしまうのがバッテリー。時間がたてば、避難所や携帯電話ショップで充電サービスが始まりますが、それまでは自力でバッテリーをもたせるしかありません。いざという時のために、購入するのも良いかもしれませんね。
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