台風被害の千葉 今夜遅くに激しい雨のおそれ 低気圧が接近
ウェザーニュース / 2019年9月15日 16時20分
台風15号が千葉県に上陸してから明日で1週間になります。
千葉県では今夜遅くから明日未明にかけて、接近する低気圧や前線の影響で激しい雨が降るおそれがあります。暗くなってからの復旧作業は危険です。今夜は安全な屋内で過ごすようにしてください。
低気圧と秋雨前線の活発な雨雲が接近
今日正午の実況天気図
関東の南には熱帯低気圧があり、秋雨前線の活動を活発化させています。今後この熱帯低気圧は不明瞭になる見込みですが、16日(月)朝には前線上に低気圧が発生して房総半島沿岸を北上する見込みです。
千葉県では夜になると雨が降り始め、遅い時間ほど降り方が強まる見込みです。明日16日(月)の明け方にかけてが雨のピークで、外房などで1時間に40mmを超える激しい雨が降るおそれがあります。
また、沿岸を中心に風も強く吹き、風速は瞬間的に20m/sを超えるおそれがあります。先日の台風15号による被害で弱くなった家屋や樹木などに新たな被害が生じる危険性があります。困難な状況ではありますが、可能な限りの安全対策を行っておいてください。
復旧活動は早めに切り上げ、夜間は屋内の安全な場所で過ごすようにしてください。避難する場合は日中の明るい時間帯に済ますようにしてください。
復旧への道は端緒についたばかり
東京電力管内の停電件数推移
東京電力の発表によると、今日15日(日)16時時点で12万軒あまりで停電が続いています。懸命の復旧活動によって、台風が上陸した9日(月)に最大で約93万軒の停電が発生していた状況から大きく減少したものの、復旧への道は端緒についたばかりです。
千葉県内のウェザーニュース利用者からも、停電が続いている、携帯電話の電波が弱い、ガソリンスタンドに長蛇の列、商店の品薄は徐々に解消、上水道が出ない、などの状況が報告されています。
今夜から明日にかけても、被害の再発や拡大に警戒が必要です。
参考資料など
写真:ウェザーニュースアプリからの投稿
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