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食欲の秋! 「腸活ダイエット」3つのポイントとは?

ウェザーニュース / 2019年10月5日 10時26分

ウェザーニュース

秋は気候も過ごしやすく、食材も豊富なため、食べる量が増えがちになります。そこで気になるのがダイエット。しかし、いわゆる“食べないダイエット”では、一時的に体重が減ってもストレスで自律神経に影響を与えたり、リバウンドによって逆に体重が増えたりすることがあります。

大腸肛門の専門医、草間香(草間かほるクリニック)院長によると、快便がダイエットの一番の近道だといいます。

便秘は22%? 「普通」の人も注意

ウェザーニュースで便秘に関するアンケート調査を行ったところ、「頑固な便秘」が4%、「ちょっと便秘かも」が18%で、合わせて22%の人が快便とはいえない状況のようです。

また、「普通」と回答した44%の人も注意が必要です。「1回に排泄する理想的な快便は、皮をむいたバナナのような太さの状態です。細い便やコロコロ状、水に流した時にくずれるようなら改善が必要です」(草間院長)

ダイエットにつながる快便を促すには、腸を活性化することが重要です。有効な「腸活ダイエット」のポイントを伺いました。

腸活ダイエットとは?

一言でいうと「腸内フローラを整えること」だと草間院長はいいます。大腸内の腸内細菌は約1000種類あり、その数は100兆個ともいわれています。

腸内にたくさんの菌が生息している

「善玉菌、悪玉菌、日和見菌のバランスがたいせつで、悪玉菌が増え過ぎるのを抑えなければなりません。それは“快便”によってもたらされると考えてください。便秘によって悪玉菌が増えると様々な機能低下を招き、むくみや血行不良などの原因となるほか、ダイエットにも悪い影響を及ぼすのです」(草間院長)

快便には食物繊維と発酵食品が有効

「排便は食生活や生活習慣と深く関わっています。たとえば腸の蠕動運動(ぜんどううんどう)を助け、質のいい便の材料となる食物繊維や乳酸菌を毎日、積極的にとるのが基本です。

食生活はバランスのとれた食事を心がけることが一番ですが、特に食物繊維が豊富な食品をしっかりとることがたいせつです。玄米、大豆、さつまいも、とうもろこし、青菜類、キャベツ、白菜、果物、柑橘類、海藻類など数多くあります。ほかにヨーグルト、ぬか漬け、納豆、キムチ、味噌、チーズなどの発酵食品も不可欠です」(草間院長)

「腸活ダイエット」のコツとは?

水分不足が便秘をまねく!?

「『腸活ダイエット』のポイントは、バランスのとれた食事と適度な運動、こまめな水分補給の3つです。ところが便秘の原因として多いのが水分不足です。のどが渇くから飲むのではなく、日頃からこまめに水分をとるクセをつけましょう。1回にコップ1杯(約200mL)ぐらいが目安。一般的には食事での水分を含めて、1日に約2000mL(コップ約10杯)が必要だといわれています」(草間院長)

生活習慣にする方法

「継続することがたいせつです。まずは起床後と就寝前のコップ1杯の水から始めましょう。3つのポイントのほかに、腸を温めることも忘れてはいけません。水分をとるときは、常温かお湯にして、冷たい飲み物は避けたいところです。また、腹巻などをすることで『腸内フローラ』が整い、快便効果はより上がります」(草間院長)

「腸活ダイエット」とは「腸内フローラ」を整えることにつきるようです。草間院長は「私も四季を問わず常に『温かい飲み物』をそばに置いてこまめにとっています」と言います。3つのポイントをおさえながら「実りの秋」を味わってください。

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