気象予報士が選ぶ10月の空 見上げるごとに違う!

ウェザーニュース / 2019年10月1日 10時25分

ウェザーニュース

空が大好きなウェザーニュースの気象予報士が、10月の空を厳選して紹介!
10月は空の変化がめまぐるしく、色々な空の表情を見ることが出来る時期なんです。

ナミナミ雲(波状雲)

茨城県ひたちなか市(2018年10月18日)

ナミナミ雲は前線面上に出来る雲で、前線面の上下の空気の質が異なることで、空気が波打ち、それに伴って、雲も波打つような変化をすると考えられています。(水面に波が広がるのと同じ現象です)

10月は前線が日本を通過することが多い時期なので、ナミナミ雲を見るチャンスは多くなりそうです。

ケルビン・ヘルムホルツ不安定に伴う雲

京都府木津川市(2018年10月4日)

ナミナミ雲以上に波っぽい形の雲で、この雲も異なる質の空気が接しており、また風速も異なる場合に発生するもの。ナミナミ雲よりも珍しい雲です。

はけ雲

北海道釧路市(2018年10月5日)

はけ雲(巻雲)と呼ばれる雲で、一般的な雲の中では最も空の高い所(10000m前後)に出来る雲です。

上空は風が強いため、うっすらと出来た雲が流されて、このような形になります。

この「はけ雲」は、前線が近づいている時や上空をジェット気流が流れている秋に、見られることが多くなります。

七色に輝く雲

佐賀県佐賀市(2018年10月31日)

秋は空の高いところに雲が出来やすい時期ですが、高いところに出来る雲は薄いことが多く、そういう雲を太陽の光が通ると、七色の光に別れ、雲が七色に輝くことがたまにあります。

危険な雲

神奈川県川崎市幸区(2018年10月20日)

上の危険な雲はアーチ雲(棚雲)と呼ばれるもので、積乱雲に伴い発生します。
他の雲とは明らかに高さが違う部分にアーチ状に発生しているもので、積乱雲から流れだす寒気と周囲の暖気がぶつかることで発生します。

突風、激しい雨や落雷、気温の急変に注意が必要です。

おまけ、、秋の楽しみと言えば!

福島県福島市土湯峠(2018年10月21日)

10月と言えば北日本や標高の高い山々では紅葉真っ最中。
こんな綺麗な風景も楽しめちゃいますよ♪

参考資料など

写真:ウェザーリポート(ウェザーニュースアプリからの投稿)





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