残暑収束へ 遂に涼秋が到来か

ウェザーニュース

10月になっても暑さは一向に収まらず、季節外れの残暑が続いています。

しかし、明日6日(日)以降は、上空の寒気の南下により、気温が下がってやっと秋らしい体感が訪れそうです。南下する寒気が、季節外れの暑さをもたらした暖かい空気を南に押しやる影響です。

関東エリアについては、今夜関東南岸に発生する低気圧によって北東からの涼しい風が吹くことも、暑さが和らぐ一因となります。

北海道は朝晩の冷え込みが一段と強まる予想

一足先に秋本番を迎えている北海道では朝晩の冷え込みが一段と強まります。

全道的に晴れる週明け7日(月)の朝は、放射冷却が効いて内陸部では1桁前半の最低気温予想。初氷の便りも聞こえてきそうです。

お出かけには万全の防寒が欠かせない1週間になります。

今後の気温傾向は熱帯低気圧の動向次第

今後の気温傾向に影響を及ぼす可能性があるのは、日本の南岸に発生している熱帯低気圧の動向です。

気象庁の予想では、6日(日)9時までに台風に発達して西に進む予想です。

台風が進路を変えて日本列島に接近すると、台風がもたらす暖かい空気の影響でまた季節外れの暑さがぶり返す可能性があります。

衣替えは熱帯低気圧の動向に注意しながら、ゆっくりと進めるのが良さそうです。