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週刊地震情報 2019.10.06 南米チリ沖で大きな地震も、津波被害なし

ウェザーニュース / 2019年10月6日 12時0分

ウェザーニュース

この1週間で、国内で観測された地震回数は前週よりもやや多くなっています。震度3以上の地震は1回発生しました。

海外では、南米のチリ沖で大きな地震が発生しましたが、津波の被害はありませんでした。(9月30~10月5日の集計)

国内:茨城県北部で最大震度3

国内で震度1以上が観測された地震の回数

9月30日(月)1時2分頃、茨城県北部を震源とするマグニチュード4.3の地震が発生しました。この地震で茨城県水戸市や日立市、土浦市、福島県棚倉町などで震度3を観測、東京の都心部でも震度1の揺れを感じています。

茨城県北部の地震は、福島との県境に近い領域での非常に浅い地震と、今回の震源に近い、やや南よりの領域でも深さ50km前後の地震の2つに大きく分かれます。

南の領域では2016年7月にM5.4の地震が発生し、日立市などで震度5弱を観測しています。

世界:南米チリ沖で大きな地震も、津波被害なし

世界のM4.5以上の地震(USGSホームページ引用/ウェザーニュース加工)

アメリカ地質調査所の解析によるマグニチュード6以上の地震は1回発生しています。

9月30日(月)に南米チリの沖でマグニチュード6.7の地震が発生、震源が11kmと浅かったことから津波の発生が懸念されましたが、被害を及ぼすような津波はありませんでした。

チリ沖は過去にも巨大地震が頻発し、多くの津波被害を引き起こしています。地形の関係で日本にも津波の影響が出やすい領域です。

8月には今回の震源のすぐ北側でマグニチュード6.8の地震が発生しており、今後の活動が気になります。

参考資料など

※日本国内の震源・震度の情報は特に記載が無ければ気象庁より。海外の震源情報は特に記載が無ければアメリカ地質調査所(USGS)より。発表機関により震源情報に差が生じることがあります。

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