睡眠習慣を改善 秋が最適な理由とは
ウェザーニュース / 2019年10月23日 17時45分
昼間は過ごしやすく、朝晩は肌寒いくらいの季節になってきました。
そんな秋は、睡眠習慣を改善するにはピッタリの時期のようです。
夏の疲れを引きずらないために
日が沈んでも気温はさほど下がらず、朝からすでに暑い…。このような状況が続く夏は、多くの方が睡眠不足になりがち。
夏に乱れた睡眠習慣をリセットせずに過ごすと、秋バテになってしまうおそれもあります。
夏の疲れを引きずらないためには、今の時期に睡眠習慣を見直すことが大切なんです。
なんで秋がいいの?
夜が長くなる
睡眠ホルモンとも呼ばれるメラトニンの分泌は、光によって調節されています。
秋は日没が早く、夜の時間が長くなるため、夏よりもメラトニンの分泌が促進されます。
秋の夜長についつい夜更かし…なんて方も多いと思いますが、秋に早く眠ることを心がけると自然な、質の良い睡眠をとることができます。
環境の変化が少ない
春も秋と同じような気候だけど、春はダメなの?
確かに春も過ごしやすいですが、春は環境の変化が起きやすい季節。新しい学校や新しい仕事場、住む場所を変える方もいますよね。
環境の変化は精神的にもかなり負担がかかるため、このタイミングでの睡眠習慣の改善は難しいかもしれません。
秋はそのような変化があまりないため、睡眠も安定しやすいのです。
運動が始めやすい
就寝時の気温や湿度が安定していることはもちろんですが、秋は日中も過ごしやすい季節。
なかなか夏に運動をしたい!と思う方は少ないかもしれませんが、今の時期であれば運動やスポーツを始めやすいですね。
体を動かすことは質の良い眠りにつながります。ぜひ楽しみながら続けられるような運動を、普段の生活に取り入れてみてはいかがでしょうか。
参考資料など
【参考・参照元】
日本ブレインヘルス協会「猛暑後の“夏バテ”ならぬ、“秋バテ”が急増中「かくれ不眠」を改善して秋の夜長を楽しもう」http://www.brainhealth.jp/suimin/newsrelease/pdf/news_130923.pdf
睡眠健康大学「睡眠ホルモン・メラトニン」http://sleep-col.com/睡眠ホルモン・メラトニン/
睡眠健康大学「季節と睡眠」http://sleep-col.com/季節と睡眠/
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