阿蘇山で火山性微動の振幅が大きく 火山活動が高まった状態

ウェザーニュース / 2019年10月22日 11時0分

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熊本県の阿蘇山では、昨日21日(月)16時頃から火山性微動の振幅が大きい状態となっています。火山性地震の回数も引き続き多く、火山活動が高まっているものとみられます。

福岡管区気象台は、噴火警戒レベル2 火口周辺規制の発表を継続しつつ、臨時の火山解説情報を発表して、今後の火山活動の推移に留意するよう呼びかけています。

夜間には「火映」も観測

気象庁の火山解説資料より

阿蘇山では、火山性微動の振幅が大きな状態で変動を繰り返していましたが、昨日21日(月)16時頃から阿蘇中岳西山腹観測点南北動の1分間平均振幅が3.5μmを超え、さらに大きくなっています。

また、孤立型微動及び火山性地震の回数は、引き続き多い状態で経過し、時々振幅の大きな地震が発生しています。火山ガス(二酸化硫黄)の放出量も非常に多い状態で経過しています。

中岳第一火口では、7月下旬からほぼ連続的に噴火を続けていて、夜間には火映(高感度の草千里監視カメラによる)を観測しています。

GNSS連続観測では、深部にマグマだまりがあると考えられている草千里を挟む基線において、2014年頃からの伸びの傾向が維持されています。

噴火警戒レベル2を継続

このほかに、各火山ごとに具体定期な基準が設けられている

中岳第一火口から概ね1kmの範囲では、噴火に伴う弾道を描いて飛散する大きな噴石及び火砕流に警戒してください。風下側では、火山灰だけでなく小さな噴石が遠方まで風に流されて降るおそれがあるため注意してください。また、火山ガスに注意してください。

地元自治体等の指示に従って危険な地域には立ち入らないでください。

参考資料など

写真:ウェザーリポート(ウェザーニュースアプリからの投稿)

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