十勝岳で火山性地震が増加 今後の活動に注意
ウェザーニュース / 2019年11月3日 16時30分
札幌管区気象台の観測によると、北海道の十勝岳では1日(金)14時頃から62-2火口付近の浅い所を震源とする、振幅の小さな火山性地震が増加しています。
10月30日(水)以降、火山性地震が1日当たり10回を超え、11月に入るとさらに増加。1日(金)に33回、2日(土)は47回を観測し、今日3日(日)も15時の段階で44回に達しています。
北海道大学が前十勝岳に設置している傾斜計では一時的に隆起する変化が観測されました。
噴火警戒レベルは1を継続
今の所、火口周辺に影響を及ぼす噴火の兆候は認められないとして、噴火警戒レベルは1を継続しています。長期的には噴煙の他会場た、地熱域の拡大や温度上昇、地震の一時的増加など火山活動の活発化を示す現象が観測されているため、今後の推移に注意が必要です。
最近では2004年に水蒸気噴火
十勝岳で直近に噴火したのは2004年2月。小規模な噴火で周辺への影響はありませんでした。1988年~89年には火砕流を伴う噴火を起こすなど活発な火山です。1926年の噴火では大規模な泥流が発生し、大きな被害をもたらしています。
参考資料など
写真:ウェザーリポート(ウェザーニュースアプリからの投稿)
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