パチパチはNG? 目薬の正しいさし方は?

ウェザーニュース / 2019年11月21日 6時0分

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秋から冬にかけて屋外はもちろん、室内も暖房機器の使用によって空気の乾燥がいっそう進む時季になります。ドライアイなど目の乾燥が気になり、予防には目薬の存在が欠かせなくなります。

しかし、目薬を使用する際、意外と誤ったさしかたをしている人が少なくありません。正しい目薬(点眼液)の使い方とは。

正しく点眼できている人は半分以下!?

参天製薬株式会社によると、「正しく点眼できている人は半分以下ともいわれています」とのこと。

基本的な点眼方法として、まず手をせっけんと流水でよく洗います。点眼の際には下まぶたを軽く下に引いて、1滴を確実に点眼します。医師や薬剤師の指示がある場合は、それに従ってください。「容器の先がまぶたやまつ毛、目に触れないように」(同社)が注意すべきポイントです。

点眼後はまばたきをせずにまぶたを閉じ、あふれた液は清潔なガーゼやティッシュペーパーで軽く拭き取ります。そのまま1~5分ほどの間、まぶたを閉じるか涙嚢部(るいのうぶ)と呼ばれる目頭のやや鼻寄りを指先で軽く押さえます。ただし、目の手術後の場合は傷口に触れることがあるので、涙嚢部を押さえずにまぶたを閉じるだけにします。

点眼の際、点眼容器を持たないほうの手でげんこつをつくり、下まぶたにあてて軽く下に引き、点眼容器を持つ手を乗せて1滴を確実に点眼する「げんこつ法」というやり方もあります。

「パチパチする」「容器の先を目尻につける」はNG

同社では間違った点眼方法として、いくつかのやり方を挙げています。まず、「点眼後に目をパチパチする」こと。つい行いがちですが、「まばたきによって目から鼻に薬が流れ出る」ので、点眼の効果が失われてしまいます。

また、容器の先を目尻につけることは点眼液の汚染、目のまわりに落ちた点眼液を流し込むことは汚れや花粉、細菌などの異物を目に入れてしまうことになります。指示された滴数を超えて何度も点眼しても、薬が目からあふれてしまうだけで効果は変わりません。医師や薬剤師に指示された容量を守って、点眼しましょう。

そのほか同社では、懸濁性(けんだくせい)の点眼液はよく振ること、2種類以上の点眼液を使用する場合は5分以上の間隔をあけること、点滴液の貸し借りはしないことなどを注意点として挙げています。

さらに、容器には開封前の使用期限が記載されています。開封後は1ヵ月を使用の目安として、残った薬は捨ててください。点眼後はしっかりとキャップを閉め、直射日光を避け得てなるべく涼しいところで、投薬袋に入れるなどして、清潔に保管しましょう。

あなたの目を守り、薬の効果を十分に発揮するためにも、正しい目薬のさし方を身につけましょう。

参考資料など

参天製薬株式会社ホームページ「目の情報ポータル」(https://www.santen.co.jp/ja/healthcare/eye/)

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