二十四節気「大雪」 雪か雨かはどうやって予想する?
ウェザーニュース / 2019年12月7日 5時0分
今日12月7日からは、二十四節気「大雪(たいせつ)」、そして七十二候「閉塞成冬(そらさむくふゆとなる)」です。暦の上では本格的な冬の到来!
そこで今回は、気象情報会社ならではの冬の豆知識をご紹介します。
0℃未満というのは同じだけど…
本格的な冬になると、天気予報で「冬日」や「真冬日」という言葉をよく耳にすると思います。
ものすごく寒い日、ということはなんとなく伝わりますが、2つの明確な定義ってご存知ですか?
【冬日】:最低気温が0℃未満
【真冬日】:最高気温が0℃未満
0℃未満と基準こそ同じですが、それが最低気温なのか最高気温なのかで区別をしているようです。
最高気温が0℃未満…。外に出るのが嫌になる寒さですね。
年間真冬日日数ベスト5!
集計期間:2018年8月1日~2019年7月31日(気象庁データより)
では、1年を通して真冬日が多い場所は一体どこなんでしょうか。
ベスト5の場所を確認してみると、実はすべて内陸部。
海に近い地域というのは、海水温の影響もあり、比較的暖かい気候となっています。
そのため、真冬日は内陸部に多く、沿岸部に少ない傾向にあるのです。
上空の寒気が目安
冬日や真冬日が増えれば、雪の降る日も当然増えてくるわけですが、平地でも雪を降らせる目安となる上空の温度があります。
上空1500m付近の気温が-6℃以下(高い山は0℃以下)になると、雨ではなく雪が降る目安と言われます。また関東の平野部の場合は、上空約1500mの温度が-3℃以下でも雪となることもあります。
ちなみに、地上での雪と雨の境目はおおよそ0℃から5℃の間にあり、湿度によって変動します。上空の気温が先述の程度になると、地上でも気温は3℃程度となるので、雪となる可能性が高まると言えるわけです。
これからの季節は、ぜひ「上空の寒気」という言葉にも注目して、天気予報をチェックしてみてください。
参考資料など
【参考・参照元】
http://weather.time-j.net/Winter/WinterDayList/2017
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