今夜「ふたご座流星群」出現ピーク 関東や西日本で観測チャンス
ウェザーニュース / 2019年12月14日 19時45分
出現する流星数では年間最大といわれる「ふたご座流星群」の活動がピークに近づいています。
今日12月14日(土)の夜が一番の見頃ですので、晴れている場合はぜひ空を見上げてみて下さい★彡
太平洋側の地域ほど観測日和に
ウェザーニュースの予想では、今夜は北日本や北陸などでは雲が厚く、雪や雨が降る所があり、観測の条件が悪くなるとみています。
一方、東日本や西日本の太平洋側では夜空を見ることが出来る時間帯がある予想です。特に関東では観測に好条件の晴天が続く予想です。
ピーク時には数分に1個ほど流れる予想
ふたご座流星群は、出現する流星数の多さから、1月のしぶんぎ座流星群、8月のペルセウス座流星群と共に「3大流星群」の1つとされています。
ただ今年は、月齢18の明るい月が一晩中夜空を照らしているため、流星を見つけづらい状況です。
アストロアーツ社によると、好条件のときには1時間あたり100個ほど見えることもある流星群ですが、今年は空の条件の良いところでも1時間あたり15~20個前後、視界が開けていないところで実際に見えるのは5~10個ほどと予想されるとのことです。
流れ星は空のあちらこちらに飛ぶので、月がある方向よりは、そこから離れた方向の空を見渡たした方が良さそうです。
ふたご座流星群の特徴
(1)毎年、多くの流星が出現
毎年、安定して多くの流星が出現する、当たり外れの少ない流星群といえます。
極大日の夜には、およそ90秒に1つ流れ星が見える計算になることから、15分ほど夜空を眺めていると、少なくとも1つは流れ星が見ることが出来そうです。
(2)ほぼ一晩中観測が可能
流星群に属する流れ星は、放射点という天球上の一点から流れます。
ふたご座流星群は、その名の通り冬に見頃を迎えるふたご座に放射点があるため、夜の早い時間に放射点が地上に昇ってきます。このため、活動期にはほぼ一晩中、ふたご群の流星を観測することが可能です。
(3)極大日を過ぎると流星数は一気に減少
ふたご座流星群には、ピーク後は短時間で活動が低下するという特徴があります。
流星観測に好条件な晴れた場所では、放射冷却が効いてより一層気温が下がるので、万全の寒さ対策をして観測をするようにしましょう。
この記事に関連するニュース
-
国際宇宙ステーション(ISS)/きぼう 今夜、日本上空を通過
ウェザーニュース / 2024年9月11日 10時35分
-
【15年ぶり】「土星観測」好機が到来!楽しむコツ 2024年秋に訪れる「衝」を"東大宇宙博士"が解説
東洋経済オンライン / 2024年9月7日 10時0分
-
ふたご座流星群をもたらす小惑星フェートンの謎解明へ 英オープン大らの研究
財経新聞 / 2024年9月6日 9時43分
-
★2024年9月の天体イベント★ 月中頃には中秋の名月!見頃の土星にも注目
ウェザーニュース / 2024年9月2日 15時36分
-
トルコの古代遺跡に「ペルセウス座流星群」が降り注ぐ
ニューズウィーク日本版 / 2024年8月26日 11時31分
ランキング
-
1「復興もゼロに」「なぜ能登だけ」 大雨で再び被災、おえつする人も
毎日新聞 / 2024年9月21日 19時7分
-
2「裏切られた」 国の控訴方針に原告ら落胆 長崎・被爆体験者訴訟
毎日新聞 / 2024年9月21日 20時51分
-
3【速報】病院内で殺人未遂事件 入院患者の女(50)を逮捕 別の患者の首を電気コードで絞めた疑い 高松市
KSB瀬戸内海放送 / 2024年9月21日 20時17分
-
4能登大雨で仮設住宅8か所浸水、市立病院で下水道が使用不能…白米千枚田が一部崩落「本当にひどい」
読売新聞 / 2024年9月22日 7時10分
-
5浸水想定区域に建てられた仮設住宅が被害 「言葉にならない」
毎日新聞 / 2024年9月21日 17時38分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください