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年の瀬に北海道で日の出がくびれた「だるま朝日」が出現

ウェザーニュース / 2019年12月30日 8時15分

ウェザーニュース

北海道根室市より(30日7時頃の様子)

今日30日(月)朝、北海道根室市では、水平線から昇る太陽がくびれて見える「だるま朝日」が出現しました。

今朝は西から雨雲が拡大し、全国的に雨が降っているところが多くなっていますが、北海道や東北の太平洋側ではまだ雲がかからず晴れて、日の出が見られました。

晴れたことで放射冷却現象が強まり、だるま朝日が撮影された根室では最低気温-7.1℃を観測しています。

だるま朝日が見える原理

蜃気楼の一種で、朝冷やされた空気の下層とそれと比べて暖かい海面付近との温度差が大きくなり、人の目に届く光が曲げられて、下側にもう一つ太陽があるように見えることで、だるま型になるといわれています。

この時期の風物詩

空気はすぐに温度が変わり、水はゆっくりと温度が変わります。そのため、寒気や放射冷却などで急激に空気が冷やされることの多い、秋〜春は海水よりも空気のほうが温度が低くなりやすく、“だるま型”をした太陽を見られることが多くなります。

今日は夜にかけて気温上昇

冷え込みが厳しくなりましたが、今日はこのあと南から暖かい空気が流れ込むため、夜にかけて気温が上がっていきます。

だるま朝日の見られた根室でも夜は3℃とプラスの気温で、北海道各地で0℃を上回るところがほとんどの予想です。

雪の残るところでは、路面がぬかるんだり、雪が融けて水たまりができたりと、かなり足もとが悪くなります。移動の際はお気をつけください。

参考資料など

写真:ウェザーリポート(ウェザーニュースアプリからの投稿)

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