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暖冬による雪不足 スキー場の稼働率は昨年より大幅減

ウェザーニュース / 2020年1月10日 13時13分

ウェザーニュース

この冬は、昨年から続く高温傾向の影響で、雪の降る量が平年よりかなり少ない状態となっています。

3分の1のスキー場は未だオープンできず

ウェザーニュース独自取材より

ウェザーニュースが取材している全国約400ヶ所のスキー場のうち、滑走可能な割合は2020年1月8日現在で67.5%と、全体の約3分の2にとどまっています。

雪不足でスキー場のオープンが遅れた昨年でも同時期(2019年1月8日)には88.8%が滑走可能だったので、営業できないスキー場が昨年より大幅に増えています。

特に西日本や北陸で深刻な状況

赤丸は閉鎖中のスキー場を示す

エリア別の滑走可能なゲレンデの割合は以下の通りとなっています。

・北海道 78.2%
・東北  73.8%
・関東北部(栃木・群馬) 96.0%
・甲信(長野・山梨) 92.4%
・新潟 63.8%
・東海 65.2%
・北陸 10.0%
・近畿 27.2%
・中国 19.2%
・四国九州 37.5%
(1月8日現在)

西日本や北陸では、高温傾向で人工降雪機が稼働できないため、オープンしているゲレンデが半分以下と、大変深刻な状況となっています。

この先も、まとまった雪は期待薄

この先1か月の降水量と気温傾向

先日気象庁が発表したこの先の1か月予報では、この先も高温傾向が続く予想です。

雪の降る量は、北日本日本海側では平年並みか少ない見込みで、積雪が増える可能性がありますが、東日本や西日本では平年より少ない予想で、まとまった雪は期待できない見込みです。

ウィンタースポーツ愛好者にとっては、ちょっと残念な冬となってしまいそうです。

参考資料など

写真:ウェザーリポート(ウェザーニュースアプリからの投稿)

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