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暖冬でもスキー場ではゴーグル装着を 雪目に注意

ウェザーニュース / 2020年1月12日 5時0分

ウェザーニュース

ウィンタースポーツが楽しめるこの季節、週末に家族や友人とスキーやスノーボードに出かける人は多いのではないでしょうか。

そんなスキーやスノーボードの装備に欠かせないのがゴーグル。でも、小さい子どもを連れた家族の場合、「子どもはスキーを滑らずに雪遊びだけしてるから」「ゴーグルをつけようとすると嫌がるから」と、つい子どもにゴーグルをつけずに遊ばせてしまうかもしれません。

でも、それはとても危険です。

ゴーグルには、斜面を滑り降りるときに目に雪やほこりが入るのを防いだり、風や寒さを防ぐためだけではなく、紫外線から目を守るという役割もあるからです。「スキー焼け」という言葉があるように、スキー場に行くとなぜか日焼けをします。それは、紫外線が強いからです。

なぜ、スキー場の紫外線が強いのでしょうか。標高が高く、太陽に近いから?

実は、雪原の紫外線の反射率が非常に高いからなのです。

雪面は水面より照り返しが強い

雪面はコンクリートや水面よりも紫外線の反射率が高いといわれます。冬は夏よりも紫外線が弱くなるとはいえ、これだけの反射率なら日焼けしてもおかしくありません。

紫外線は、肌だけでなく、目にもダメージを与えます。

雪遊びや「雪目」に注意

雪を見ていると、目がチカチカしてまぶしく感じることはありませんか? 長い間雪を見ていると、そのうち目がゴロゴロしたり、充血したり、涙が出てきたりします。これは「雪目」と呼ばれる症状で、紫外線によって目の角膜の表面が傷つくことで起こります。

スキーやスノーボードで身に着けるゴーグルは、この紫外線から目を守る役割も果たしているので、目の安全のためにも必ず着用してほしいもの。暖冬で寒さに耐えられるから開放的に…と油断してはいけません。

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