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雨の範囲は近畿まで拡大 四国にはブライトバンドが出現

ウェザーニュース / 2020年1月14日 18時0分

ウェザーニュース

低気圧の東進に伴って、雨や雪のエリアは拡大し、夕方になり近畿でも雨が降り出してきました。

また、雨雲レーダーの画像を見ると、高知県室戸岬付近に円形の活発なエコーが現れています。これは「ブライトバンド」と呼ばれるものです。

ブライトバンドとは?

雨雲レーダーは通常、雨粒や雪の結晶などに反応して、雨雲を描きます。一方でブライトバンドは、回転するレーダーが上空で雪から雨に変わっている部分(融解層)をとらえたときに発生する現象です。

粒子の大きさ、落下速度が変化することで、レーダーの反射率が急増するために、このように見えます。

ブライトバンドから何がわかる?

1.強い雨が降っているとは限らない
あくまでもレーダーが強く反応しているため、リング状の雨雲の下では必ずしも強い雨が降っているとは限りません。

2.山では雪傾向になる
ブライトバンドが出ているという事は、地上が雨でも上空は雪になっている証拠。標高の高い山では、雪が降る可能性が高くなります。

九州の山地で雪が積もったのと同様、今後は中四国や近畿でも標高の高い所では雪が降る見込みです。車で峠などを越える場合は、念のため滑り止めなどの雪対策を行ってください。

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