東京は週半ばから冬晴れなし 1月としては異例な曇り続き

ウェザーニュース

週明けの今日20日(月)は関東など太平洋側で冬晴れとなっています。明日21日(火)も青空が広がりますが、今週の後半は晴れる日がほとんどありません。

ウェザーニュースの予報では、東京は23日(木)から29日(水)まで7日間連続で曇りや雨です。

東京の1月の日照時間を調べると、3時間未満の日が最も長く続いたのが2000年1月5日～9日の5日間で、予報通りの天気になれば、日照時間の統計が残る1961年以降で初めてとなる異例な状況になります。

菜種梅雨のような気圧配置が要因

こうしたすっきりしない天気が続くのは、日本付近に前線が停滞し、春先に現れる菜種梅雨のような気圧配置になるためです。

暖冬の影響で寒気の南下が弱い一方、日本の南海上に暖かな空気が広がり、その境目の日本付近で前線が停滞しやすくなります。

東京など関東以西の太平洋側は1月終わりころまで、すっきりと晴れる日がないかもしれません。日差しを有効活用してください。