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マフラーは巻き方で暖かさに違い 暖かい結び方を紹介

ウェザーニュース / 2020年1月26日 5時59分

ウェザーニュース

冬の寒さを防ぐアイテムにマフラーは欠かせません。しかし巻き方によって暖かさはずいぶん違います。どのように巻けばより効果的に防寒できるのでしょうか? 暖かいマフラーの巻き方について服飾評論家の出石尚三さんに聞きました。

暖かい巻き方は「アスコット・タイ」

「アスコット・クラヴァット」という名前を知っている人はかなりのファッション通ですが、暖かい巻き方のヒントがここにあると言います。

「『アスコット・クラヴァット』はもともと19世紀の、正装用ネクタイだったものです(クラヴァットはフランス語で首巻き・ネクタイの意)。それが20世紀に入って、正装用としては下火になり、スポーツ・ウエア用に転用されることになり、いまはアスコット・タイとしておなじみになっています。暖かい結び方といえば、このアスコット・タイの結び方になります」

ファッション的で保温効果にもつながる

衣服の中の温かい空気は上に抜けるので、その出口を塞ぐことが保温につながります。そのとき少しでも保温効果を上げるのが緩まないことだと出石さんはいいます。

「暖かさは巻き方で決まります。いくら素材が高級なマフラーでも緩んでくる巻き方では効果は薄れます。巻き方は『アスコット・タイ』にならうのが正解なんです。

アスコット・タイは、まず一方の端がうんと長くなるように首に巻きます。そして長い方の端を結んだ輪に通し、長い方が上になるよう交差させ、首元の隙間がなくなるよう調節したら完成です。ネクタイをするときのプレーン・ノット、いわゆる一重結びがこれに当たります。首元で量感の出る結び方になり、ファッション的で保温効果にもつながるのです。

また、マフラーやスカーフなどの色はなるべく明るいものを選びましょう。それがレフ版(撮影時、被写体に光を反射させる板)になって、あなた顔を張りのある表情に演出してくれます」

アスコット・タイ風の結び方は、素材やボリュームによって慣れが必要ですが、首元をしっかりキープしてくれる暖かい巻き方として、ぜひ試していただきたいものです。

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