週間天気予報 今季最強クラスの寒気が南下 冬らしい天気に

ウェザーニュース

■この先1週間のポイント■

・週明けは北日本で大雪のおそれ
・強い寒気、北陸平野部でも積雪か
・東京で初冬日と初氷の可能性

この先一週間は北日本や日本海側の各地で雪や雨の降る所が多く、太平洋側では晴れる日が多い予想です。

4日(火)は「立春」ですが、暦とは反対に今季最強クラスの寒気が南下し、冬らしい寒さの日が続くため、風邪やインフルエンザに注意するようにしてください。

週明けは北日本で大雪のおそれ

予想天気図　3日(月)9時

週明けの3日(月)は低気圧が北日本付近を北東に進み、北日本の各地で雪や雨が降ります。

特に北海道の道南や道東太平側では大雪となるおそれがあります。東北北部の山沿いでも積雪の増加に注意してください。

その後も冬型の気圧配置が強まり、北日本日本海側では強まる雪や風に注意が必要です。

この冬は雪の少なかった地域でも大雪となる可能性があるため、道路への積雪や雪崩などに注意が必要です。

強い寒気、北陸平野部でも積雪か

上空1500m付近の気温　4日(火)9時予想

4日(火)頃からは今季最強クラスの寒気が南下します。

このため、日本海側では雪の範囲が広がり、北陸では平野部でも雪になる所が多くなる見込みです。今シーズンはまだ1cm以上の積雪がない富山や福井でも積もるかもしれません。

東日本、西日本の山沿いでも積雪の増える所があり、雪不足が続いていたスキー場にとっては恵みの雪になる見込みです。

東京で初冬日と初氷の可能性

この先1週間は全国的に気温が低く、冬らしい寒さとなります。

ウェザーニュースの予想では、東京は6日(木)～7日(金)にかけて最低気温が0℃まで下がると見ており、今季初の冬日や初氷の可能性があります。このタイミングで初氷になれば、これまでの1月13日を大幅に更新する、最も遅い記録です。

また、名古屋や大阪なども0℃前後を予想しており、昼間の気温が10℃に届かない所が多くなります。

4日(火)以降、暦の上では春を迎えますが、油断せずに万全の防寒に努めてください。