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節分の豆はどっち? 北は落花生、東西は大豆

ウェザーニュース / 2020年2月2日 12時27分

ウェザーニュース

2月に入って最初の行事、節分。「鬼は外〜 福は内〜」のかけ声と共に行う豆まきは、悪気邪鬼をはらい、一年の無病息災を願うという意味合いが込められているそうです。

ところで豆って、何を使っていますか?

日本列島が真っ二つ

ウェザーニュースアプリより
2016年2月2日に開催 10107人が回答

ウェザーニュースでは、全国の皆さんに「節分に何をまく?」と伺いました。結果、北海道・東北・信越・鹿児島・宮崎は圧倒的に落花生派で、その他のエリアは大豆派。
日本列島がみごとに真っ二つの豆分布となりました。

ちなみに、落花生の名産地である千葉はというと…大豆のようです^^;

なぜ、雪国は落花生?

全国落花生協会の方に伺ってみました

節分に豆を打って悪気邪鬼をはらう行事は室町時代に始まったと言われますが、この豆は大豆であり、落花生をいつ頃から使い始めたかは明らかではありません。

北海道では、国内での生産が拡大した昭和30~40年代に大豆から落花生に替わってきたとも言われます。

雪の多い地域で使う割合が高いのは、雪の中に撒いた豆を拾うのは落花生の方が楽ですし、後で食べることを考えると殻に入った豆の方が衛生的である等の合理的な理由が伴っていると考えられます。(全国落花生協会)

伝統的な行事でありながら、意外にも合理的な理由でそうなっているんですね。

ちなみに鹿児島や宮崎で落花生をまくのは、産地があるからだとか。
そうなると、日本一の産地である千葉県は、なぜ大豆派が圧倒的に多いのか…?

まー、めをつぶることにしましょう(>_<)

余談ですが、山形県では落花生と並ぶ勢いで地元の名菓でん六豆(中身は落花生)と答える人が多数いました!
これぞ、ご当地愛ですねー。

以上、節分に関する豆知識でした。

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