冬の必需品、電気ポットは「保温」と「再沸騰」、どっちがお得!?
ウェザーニュース / 2020年2月9日 6時26分
この時期、いつでも熱いお茶やコーヒーが飲める電気ポットは重宝します。しかし、電気ポットを保温状態にせず、ふだんは電源をオフにして使うたびに再沸騰させる使い方もあります。この場合、電気代は半分ほどですむのです。
2.2Lの電気ポットで比較
関東電気保安協会が、電気ポットを「保温」で使う場合と「再沸騰」で使う場合の電気代を比較しています。
容量2.2Lの電気ポット(沸騰時の消費電力1000W)で、朝食(7:00)と昼食(12:00)と夕食(19:00)にお湯を0.7Lずつ使うとして、ポットで保温して再沸騰する場合、1日当たりの電気代は15.25円になります。
一方、同じポットで、朝食と昼食と夕食にお湯を0.7Lずつ使うのに、電源をオフにして使うときだけ再沸騰する場合は、1日の電気代は8.80円です。その差は6.45円とわずかに思えますが、年間では2328円になります。
長時間使用しないときはプラグを抜く
もちろん、ふだんは電源オフにして使うときに再沸騰させると数分間待たなくてはなりません。しかし、使わないときも保温のために35Wの電力を消費するのはもったいないし、年間で2000円以上の電気代がよけいにかかるのです。
関東電気保安協会のシミュレーションによると、電気ポットで保温するのは2時間が限度としています。つまり、2時間までなら保温にかかる電力は再沸騰にかかる電力より少ないため、電気代を節約できます。しかし、2時間を超えて保温すると、保温にかかる電力が再沸騰にかかる電力より大きくなるので、電気代が高くなるのです。
いつでも熱いお湯が出る便利な電気ポットですが、2時間以上保温するような場合は、プラグを抜いておく習慣をつけると、電気代も節約できそうですね。
参考資料など
関東電気保安協会「電気ポットの省エネ」
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