富士山に笠雲、天気下り坂のサイン

ウェザーニュース

富士山で笠雲が現れ、徐々に笠が大きく姿を変えている様が目撃されています。

笠雲は天気の変化を示唆

笠雲は水蒸気を多く含んだ空気が山で上昇気流となって発生します。

山頂を越えると下降気流になるため雲が消え、独特の形を作り出すのです。

この雲が消えて間もなく厚い雲が広がってくると、天気が下り坂に向かっているサインと言われます。

雨に備えて傘の用意を

今日の笠雲は、九州の西に伸びている前線が本州に近づいていて湿った空気が流れ込んでいる影響で発生したものとみられ、やはり天気下り坂のサインと言えそうです。

この後は空一面に雲が広がり、富士山は雲に覆われてくる見込みです。

富士山周辺のみならず、西日本や東日本の広い範囲で午後は次第に雨となるため、このあとのお出かけには傘をお持ちください。

参考資料など

写真：ウェザーリポート（ウェザーニュースアプリからの投稿）