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西日本は局地的に激しい雨 北海道は記録的な大雨のおそれ

ウェザーニュース / 2020年3月10日 11時30分

ウェザーニュース

低気圧や前線による雨の範囲が拡大し、西日本、東日本に加えて東北や北海道の太平洋側でも雨が降り出してきました。発達した雨雲は西日本に目立っており、11時10分までの1時間には高知県室戸岬で60.5mmの激しい雨を観測、東海地方や中国地方でも雨の強まっている所があります。

北海道は大雨と融雪による災害に警戒

午後は強い雨の範囲が東日本、北日本へと移ってきます。特に注意が必要なのが北海道の太平洋側です。夕方以降は1時間に20~30mmの強い雨が断続的に降り、山沿いでは総雨量が100mmを超える大雨のおそれがあります。

この時期の北海道としては記録的な大雨で、雪解けが加わることで大規模な冠水や河川の増水、山間部での雪崩などの危険性が高まります。厳重な警戒が必要です。

午後はさらに風が強まる

低気圧が発達する午後は雨に加えて、風がさらに強まってきます。11時までの最大瞬間風速は兵庫県洲本で21.8m/s、北海道えりも岬で18.1m/sなど島や岬などで強い状況です。

夕方には西日本から東海、関東にかけての広い範囲で平均風速が10m/sを上回り、瞬間的には20m/sを超えるような突風のおそれがあります。北日本は明日11日(水)が風のピークとなるため、引き続き警戒が必要です。

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