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「ハロ」や「アーク」が出現中 氷の粒が空を演出

ウェザーニュース / 2020年4月15日 12時20分

ウェザーニュース

今日4月15日(水)の西日本や東日本では、太陽の周りにまるい虹のようなものが出現しているところがあります。

この現象は「ハロ」または「暈(かさ)」と呼ばれ、氷の粒で出来た薄雲によって太陽光が反射・屈折することで、環状に光る部分が見えています。

この薄雲は東に広がり、午後は関東地方でもハロが見えるかもしれません。

天気が下り坂になる時に見える雲

大分ではまっすぐな虹「環水平アーク」出現

色鮮やかな環水平アーク

九州では正午近くになって、地平近くの高さにまっすぐな虹が出現しているところがあります。こちらもハロと同じく薄雲の氷の粒によって出現した「環水平アーク」と呼ばれる現象です。

太陽が高く昇っている時間帯にしか見えないので、夏場にしかお目にかかれず、見えたら少しラッキーな現象です。

「ハロが見えたら雨の前触れ」と言われるものの…

低気圧が接近して天気が下り坂になる前には、上空に薄い雲がかかることが多いため、ハロが見えたら雨の前触れといわれることもあります。

今日の場合、この薄雲を発生させているのは、九州の南海上に発生しつつある低気圧の影響です。この低気圧は今夜から明日朝にかけて、九州南部に雨を降らせる可能性があります。

ただ、今回の低気圧はあまり陸地に雨雲が広がらないため、九州南部以外では雨の前触れと言えるところは無さそうです。今日は純粋に、空の虹色を楽しめそうです。

参考資料など

写真:ウェザーリポート(ウェザーニュースアプリからの投稿)  

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