関東は風雨のピークに　1時間に40mm以上の強雨も

ウェザーニュース / 2020年4月18日 10時45分

ウェザーニュース

発達しながら進む低気圧の影響で、今日18日(土)の関東は昼過ぎにかけて風雨のピークです。すでに1時間に40mmを超える激しい雨の降っている所があります。

上空に寒気を伴った低気圧に向かって、南から湿った暖かな空気が流れ込んでいる影響で、大気の状態が非常に不安定になっています。関東周辺を活発な雨雲が次々に通過し、10時30分までの1時間最大雨量は、神奈川県平塚で28.0mm、静岡県天城山で40.0mmに達しました。

また、沿岸部では風も強まり、最大瞬間風速は千葉県銚子で19.9m/s、神奈川県三浦で16.4m/sを観測しています。

関東は昼過ぎまで、東北は夕方から夜が風雨のピーク

関東は昼過ぎにかけてが風雨のピークで、引き続き1時間に40mmを超えるような激しい雨の降るおそれがあります。一時的な道路冠水や中小河川の増水、土砂崩れなどに注意が必要です。

瞬間的には風速30m/s近い風の吹くことがあるため、やむを得ず車で外出する場合も、速度は抑えるようにしてください。

低気圧が北東に進む夕方には活発な雨雲が関東北部から東北へと移っていく見込みです。東北の太平洋側は夕方から夜にかけてが風雨のピークとなる見込みです。